肌のうるおい成分を補うにはNMFやヒアルロン酸の補給があげられますが、せっかく補給しても水分蒸発を防がなければ意味がありません。この点で皮膚の最上部にあたる角質層にあるセラミド(細胞間脂質)の保湿力、バリア機能の出番です。セラミド補給こそが若返りへの鍵となるので、ぜひともスキンケア にとりいれたいものです。
皮膚最上層にある厚みは0.02mmほどの角質層内で細胞と細胞の間に存在しているのがセラミド(細胞間脂質)です。細胞をレンガとたとえるならば、レンガが20段ほど積まれたような状態でレンガを固定するセメント役がセラミドです。セラミドは親油性とともに親水性も高く、保湿成分としての機能ももっています。さらにセラミドは細胞同士の並びを整え、肌の水分(ヒアルロン酸)が蒸発しないよう、バリアの機能をもっています。しかしセラミドは真皮のコラーゲンやエラスチン同様に、加齢によって減少します。セラミドが減少すると角質層のうるおいは失われ、細胞の並びが崩れて隙間から水分が蒸発しやすく、さらなる乾燥がすすみます。またセラミドのバリア機能が減ることで、外からの細菌やアレルゲン物質といった刺激も入りやすく、しわ、たるみ、毛穴の開きといった老化肌へと進んでしまうのです。