肌が錆びる原因は活性酸素にあります。体内にとりいれた酸素が変質して活性酸素となり、皮膚内のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を酸化させて、シミやしわを増やし、ハリや弾力を失わせる原因となるのです。抗酸化とはこうした酸化を抑える作用のことを指します。抗酸化力に優れた成分、抗酸化物質としてカテキン、ポリフェノールがよく知られています。
緑茶に含まれているカテキンはポリフェノールの一種で、皮膚の酸化を防ぐ抗酸化作用があるといわれています。一般的に抗酸化物質は植物に多いといわれています。理由として植物は光合成を行いますので、紫外線によって発生する活性酸素を防ぐために抗酸化物質を多く含むと考えられているからです。たとえばエピガガレートというカテキンには老化防止に効果が高いビタミンEの20倍、ビタミンCの10倍もの抗酸化作用があるといわれているほどです。カテキンには抗酸化作用のほかにも血圧の上昇を抑え、血中コレステロールや血糖値を調節するなど体の内側からも老化防止作用が期待されています。
赤ワインでおなじみのポリフェノールは植物が光合成によって出来る色素です。ポリフェノールというのは総称で、フラボノイドやエラグ酸といった複数の種類をもち、イソフラボンやタンニン、カテキンなどもポリフェノールに含まれます。ポリフェノールは抗酸化作用が非常に高いことで知られています。赤ワインがポリフェノールの代表といわれますが、正確にはワインの原料であるブドウの果皮や種子に抗酸化成分が多いのです。ポリフェノールの一種フラバンジェノール(ピクノジェノール)やプロアントシアニジン(OPC)などはブドウから抽出されたエキスで、スキンケア成分に利用されます。皮膚の酸化を防ぎ、肌にハリと弾力を復活させ、メラニンの抑制や毛穴の引き締めに効果があります。またポリフェノールは体内に摂取、蓄積された悪玉LDLコレステロールの酸化を防ぎ、高血圧や動脈硬化を予防するなど活性酸素を除去する効果が大きいとされています。
ポリフェノールを多く含む食べ物として
・赤ワイン(ブドウ)
・緑茶
・りんご
・大豆
・カカオ
・ブルーベリー
などが知られています。ポリフェノールは摂取しても効果は短時間しかもたず、体内に蓄積されないので毎食ごとに摂る必要があるといわれています。普通に摂取しやすい食品が多いですので、普段の食生活に積極的にポリフェノールを取り入れ、おいしく老化防止をはかりましょう。